第一回 コンテンツ 傷官の不思議
傷官という星について、この星は十干の中で必ず1つは現存する星で五行図の中では食傷という部分で五行図で5分の1は占めることになります。解釈の仕方という点では、傷官、食神、は同一グループに属し一般的に食傷星と呼ばれています。また、不思議なことに、傷官と食神はまったく別の意味を持つ星で判断の時、どちらの性質が強いかで、まったく正反対の側面を表します(男女差でも大きく変わりますが)。会員の皆様方は各教室で先生がたから、習っていると思いますが、食神星につきましては、次回以降に解説をします。
傷官とは、以下の命式表について皆様方はどのような印象を持たれるでしょうか。
月上と時上に傷官、食神がある場合仮傷官という命式になります。一般的には傷官という形とは多少異なりますが、判断としては傷官と考えてよいと思います。また五行図を見てもらえば木のところに●が3個もあります。この命式表の場合、傷官大過に近い命式になります。時上の食神はあまり意味をなさず、食神の恩恵は受けられないことになります。
・判断として通変星の傷官の部分を言えば性格はだいたい当たります。
・また、仮傷官でも傷官性と食神性に分かれます。
・傷官は財を生む星でもありますが、大運、流年によって大きく変化します。
次回は傷官の本質について述べたいと思います。
第二回 コンテンツ 傷官の不思議
前回の傷官における解説で仮傷官について説明しましたが、今回も仮傷官です。女性53歳、主婦、夫、自営業